人事・賃金制度改定のお手伝い
私どもがお客さま企業のご要請に基づき、人事・賃金制度のコンサルティングをさせていただくにあたっては、各々の会社の現行の制度、その会社の置かれている状況、目指す方向などについて、その会社の経営トップ、人事責任者と十分に事前にお話を伺った上、その会社に最適な制度設計となるように心がけています。(これまでに14社実施・完了)
■それぞれの会社に合った唯一無二の制度制定
最終的なアウト・プットとなる人事・賃金制度は会社によってすべて異なります。 それは、個々の会社の持つ企業文化、これまでの歴史、現行制度その他の前提条件が違っているので、当たり前のことと言えば当たり前のことになります。
■制度づくりを通じた社員育成
私どもは新たな制度をつくること、そのことを目的とは考えていません。
新しい制度づくりの過程で社員のものの考え方を変えてもらうことが最も重要と思っております。
■コンサルティングのステップ
コンサルティングの進め方については、概ね以下のようなステップをとります。
CASE1
コンピテンシー評価と業務の体系
お客様企業:材料に関する分析、評価、解析を行う総合分析会社
人事制度研究会を設置し、3ヶ月8回の論議を通して、人事評価軸と評価尺度(基準)の設計及び人事制度の整合確認のコンサルティングを実施した。
コンピテンシーを洗い出すために業務体系を整理し、業務遂行のために必要な知識・行動を業務体系に折込み作成した。
これにより、当社の人事評価制度の確立はもとより、業務体系を具体的行動レベルまで整理することを通じて管理者のマネジメントの要点も明確になり、更に業務を明文化することでOJTのツール、業務改善のツールにも活用可能となった。
CASE2
業績と成長を実現するMBOの運営
お客様企業:材料に関する分析、評価、解析を行う総合分析会社
管理者及び監督者の研修を開催し、MBOの現状把握、PDCAを回すこと、自部署のマネジメントシステムづくり、部下との目標設定面談ロールプレーイングなどを行ない、MBOによるマネジメントのあり方を体得する。
各層の目標と方策を「行動レベル」までブレークダウンすることにより、目標の達成をより確実なものとし、そのプロセスを通じて社員が成長していく方法を実行している。とくに、定着した事業部では継続的な業績向上と人材の成長が実現できている。